婚活は「ストライクゾーン」を広く!

「理想が高いから、なかなか相手が見つからないんだよ!」
婚活中の皆さんは、友達や家族に一度は言われたことのあるセリフではないでしょうか?
自分の理想はそんなに高くないはず、フツーの人でいいと思っているのに・・・

では、なぜ思うような結婚相手がなかなか見つからないのでしょうか?

男性・女性それぞれの希望の傾向

婚活を進めていく上で、異性の希望の傾向を把握しておくことが大切です。

国立社会保障・人口問題研究所の調査結果によると、男女とも人柄を重視する人が最も多いのですが、最近では家事や育児の能力、仕事への理解についても重視する傾向にあります。

では、男女の希望の違いをみていきましょう。


【女性の希望の傾向】

①最近多いのが同級生志向。年上志向は年々減少し、同級生〜年下を求める傾向にあります。

②女性は依然として学歴・身長・収入の高い男性を求めています。(いわゆる「3高」ですね)

③40歳以上の独身女性の多くは、子供を諦めているようです。


【男性の希望の傾向】

①男性は自分が40代・50代でも20代〜30代の女性との交際を希望しています。

②男性は女性の年齢や容姿を重視する傾向にあります。
(ただし近年では不景気からか、女性にも経済力を求める割合が増加しています)

③初婚の男性は何歳になっても自分の子供が欲しい方が多いようです。


いかがですか?
これを見る限り、理想の相手を見つけるのはそう簡単ではなさそうですよね。

理想のハードルを下げる必要性

ご自分の学歴・収入・身長の高さに自信があり、なおかつ女性との会話も得意としている男性、35歳未満で容姿に自信のある女性でしたら、ハードルはまったく下げる必要はありません。黙っていてもお申し込みが殺到しますので、ご希望の方をじっくり選びましょう。

しかし、上記にあてはまる自信のない方は、ご自分の理想を考え直す必要があります。

男女で希望の傾向が大きく異なっているのに、ご自分の理想だけにこだわって、お見合いのお申し込みをして会っていただけると思いますか?

例えば、40代の男性。
容姿の整った20代の女性にお申し込みしたとしても、その女性は自分と同年代の3高の男性を求めているのです。しかも、お申し込みの多い20代の女性ですから、お相手は選び放題。なかなか会ってはもらえません。

テレビでは芸能界の年の差婚や40歳を過ぎての結婚が大きく報道されるので、一般人のオレでも!とつい夢見てしまいますが、あれは芸能人だからこそ可能なのです。

では、この男性が、30代後半の女性にお申し込みをしたとしたら?
この場合、会ってもらえる可能性は高いですね。ただし、この女性に30代の男性からお申し込みがあったら勝ち目は低くなります。

女性の場合はどうでしょうか?
女性は自分と年齢の近い3高男性を求めていますが、男性は女性の容姿を重視するほか、多くは子供が欲しいと考えています。
そのため、本当に残念ですが、40歳を過ぎてしまった女性は理想のハードルを思い切り下げることが婚活を成功させるコツとなるのです。

この「ハードルを下げる」ということが出来るかどうかで、成婚率1%に入れるか否かになってしまうのです。

ただし、40歳を過ぎた女性でも、容姿がずば抜けている方は別です。
男性が女性の容姿を重視する理由として、美しい女性を連れて歩いて他の男性から羨ましがられたい、ということがあります。ですから、容姿に自信のある女性は、40歳を過ぎてもまだ余裕があります。

男性も45歳を過ぎたらハードルを下げる必要があります。容姿にこだわるならお相手の年齢を気にしない、年齢を気にするなら容姿を気にしないとハッキリさせないとダメです。
容姿がよくて若い女性は引く手あまたでライバルが多く、会ってもらえる可能性が低いという現実から目を背けてはいけません。伴侶が欲しいのか、子供が欲しいのか、目的を一つにしぼりましょう!

まとめ

だからといって、必ずハードルを下げましょうと言っているわけではありません。お見合いの際に「理想そのものの方」「ハードルを下げた方」の両方にお申し込みをすることをお勧めしているのです。ポイントはここです!
「ハードルを下げる」というとイメージが悪いかもしれませんので、ここは「ストライクゾーンを広げる」と言い換えましょう。

ストライクゾーンを広げたつもりでお会いしてみたら、とても素敵な人で気も合って楽しかった、ということはよくあります。気が合う、話が楽しい、一緒にいて気楽、などということはプロフィールだけではわからないのです。

結婚生活は一生のことですのでもちろん理想も大切ですが、狭いストライクゾーンに入りきらなかった方の中に、実は自分にぴったりの方が隠れている可能性があるのです。

結婚生活でいちばん重要なのは、容姿や学歴、収入ではありません。嬉しい時は一緒に喜び、つらい時は一緒に頑張る、長い人生を共に歩める相手であるかどうかが重要なのです。
そんなお相手を理想という細かい目のふるいにかけて、みすみす見過ごすことはありませんよね。

ストライクゾーンを広げて、いろいろな方とお会いしてみましょう!

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